転職をしたいと考えていても採用されなければ転職をすることはできません。そのためにも、採用担当者が採用を考える際に最も重要な判断材料とする面接をしっかりと行えるかどうかが大切になってきます。ここでは面接で注意しておくべきことを紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
看護師の面接に必要な持ち物については基本的にクリニック側の指示に従いますが、筆記用具や履歴書、そして職務経歴書の3点は指示がなくても持って行くものと理解しておきましょう。クリニック側も当たり前すぎることに関しては特に言及しない可能性もあるため、もしクリニック側から特に指示がなくてもこの3点は必ず持っていきましょう。また履歴書と職務経歴書については書いた内容と齟齬がないようコピーをして控えておくようにしましょう。そして持って行くときはそのままの状態で持って行くのではなく、封筒に入れて持って行くようにします。
面接では様々なことを聞かれますが、やはり採用担当者として気になるのはすぐに辞めないかどうか、仕事を続けられる体力を持っているかどうか、といったことになるはずです。そのため採用担当者はどれだけのやる気を持っているのかという点、そして体力面で問題ないかどうかという点に重きを置いて判断しています。
そのため、アピールするのであればまずスポーツの経験があるかどうか、あるならアピールポイントになりますのでそのスポーツの活動を通してどれだけ厳しいことを乗り越えてきたのかを話し体力的に心配がないことをアピールしましょう。また明るく何事にも前向きに取り組めるという点もアピールポイントになります。
面接は受け答えも重要視されますが、それと同様に、マナーもしっかりと見られています。面接時に配慮がない人だと思われたりマナーがない人だと思われると、患者さんへの対応やコミュニケーションを取って職場に馴染めるかどうかという点でかなり不利になります。そのためマナーにはしっかりと気をつけて臨むようにしましょう。
具体的には、面接が始まる前のマナーは、ドアのノック回数は3回、イスにはかけてくださいと言われるまで座らないこと、そして挨拶を終えてから頭を下げる、などです。ドアを閉める際は背を向けても良いのでしっかりとドアを閉めましょう。面接が始まってからは志望先のことをクリニックでも御院と呼び方をします。履歴書などの文書では貴院と書きますが、面接では御院と変わるため注意が必要です。ですが、そこまで厳しいことではないため、間違って貴院と言ってしまってもそこまで落ち込むことはありません。