クリニック勤務に向いているのってどんな人?

クリニックで勤務したいと考える看護師の人も多いと思います。クリニックは病院とは違った役割と働き方があるので、病院の勤務が辛いと感じていた看護師もクリニックでは違った結果を得られるかもしれません。ここではクリニック勤務に向いている人について紹介していきます。

クリニック勤務に向いているのってどんな人?

コミュニケーションに時間をかけたい

大きな病院では患者さんの数が多いわりに看護師の人手が足りず、問題を抱えているところ少なくありません。そのため、とにかくすべての患者さんを診て回ることを優先するため、患者さん一人当たりに取れる時間は限られてきます。そのため、コミュニケーションもままならないまま診察が終了してしまうこともそう珍しいことではありません。また、患者さんの数が多いということはなかなか患者さんの名前と顔を一致させることが難しいということでもあります。さらに、入れ替えが激しいためせっかく覚えても患者さんがすぐに退院して新しい患者さんが来るため、なかなか顔と名前を一致させることができません。
こういった大きな病院に比べてクリニックは地域の中に溶け込んで親しまれていることが多く、患者さんも気軽に体調不良をうったえて来院することが多いです。また顔なじみの患者さんが多くなることからクリニックで働く看護師も顔なじみとして接することが多くなります。そのため患者さん一人一人に時間をかけてゆっくりと関係を構築したいと考える人や、コミュニケーションをとるのが好きという人にとってクリニック勤務は向いていると言えるでしょう。

幅広いスキルを持つ

クリニック勤務は病棟勤務では対応しなくてもいい雑務が仕事となっていることがあります。そのため看護師の数が少ないクリニックでは厳密には看護師の仕事ではないことも積極的にこなしていく必要があるため、看護以外の業務が多く、業務の幅がとても広い、という特徴があります。そのため、知識や経験がある程度身についているという人が向いていると言えます。
看護スキルを上げていくことが難しいと言われているクリニックですが、勤務先によっては専門的な分野のスキルを身につけられることもあります。そのため、ある専門の看護スキルを習得していきたいと考えている人と、病棟である程度の勤務経験があって夜勤や複数の患者さんの看護が辛いと思っている人にも向いていると言えます。しかし、専門の看護スキルを高めたいと考えている人は、そのクリニックの院長や医師がどういった実積があって、どのような診療や医療処置を行っているのかをしっかりと調べておく必要があります。

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